人口推移をまとめてみました。自分たちの住む街の状況を知り、街が進むべき道を一緒に考えていきましょう。
1.甲賀市の人口推移
甲賀市の人口推移グラフです。データはe-Statから住民基本台帳人口(日本人)を抽出しました。
2005年度をピークに、人口は減る傾向にあります。オレンジ色のプロットは2017年の推計値で単純減少の予想となっています。実測と推計の乖離原因は、外国人を含むかどうかの要因が大きいためと想像します。2022年度は、2005年比8.5%の人口減少です。
2.甲賀市の人口推移(町別)
町別にもう少し詳しく見たものが、以下のグラフです。データは甲賀市のホームページから各年の12月のデータをプロットしたものです。
水口、甲南の人口は概ね横ばいですが、土山、甲賀、信楽で人口減少の傾向が見られます。最も人口減少した信楽町では10年で17.8%の人口減少(2014年と2024年の比較)となっています。
3.甲賀市の世帯数推移(町別)
人口減少は続いているが、あまり家が減ったという印象はありません。世帯数を示したグラフが以下です。
世帯数は増えているんですね。最も増えた水口町では世帯数が10年で17.8%の増加(2014年と2024年の比較)、人口減少が進んでいる信楽町でも世帯数はほぼ横ばいとなっています。1世帯に住む人数が減っている状況と言えるでしょう。水口を例にとると、世帯人数は10年で2.7人から、2.3人になり、0.4人減りました。今や二人暮らしが標準なんですね。
余談:
このホームページを作るにあたって、政府統計の総合窓口であるe-Statからデータを抽出しています。これを活用する人が増えれば、我らの税金が役にたったということになるよなと思う反面、ユーザーインターフェイスもそこそこ頑張っているが、ちょっと操作ミスると設定し直しみたいな意地悪仕様をもう少し改善してほしいなぁと思いました。
この画面で、並び替え:あり:降順の指定したら、年度が昔から今への順に並ぶのかと思いきや、人口の多い順に並んでしまうのも誤解しやすいです。並び替えする「キー」を指定できるようにしてもらえるとうれしいですね。また、簡単な操作するたびに10秒くらい待たされるのもなんとかならないものか。1秒以内に結果が出るGoogle様とは事情が異なるのでしょうかね?